麻酔の安全性への取り組み

麻酔の安全性への取り組み

 ご家族である動物に対する麻酔を控えている飼い主さんは、全身麻酔に対して不安を感じられていると思います。

 麻酔は手術中の痛みをとるだけでなく、手術をより安全におこなうためにはなくてはならない技術です。手術中は、患者さんの状態の変化に対応するために獣医師が管理をしています。しかし、全ての患者さんに関して、全く安全というわけではありません。万全の体制で臨んでも、全身麻酔の場合まれに危険な状態になることがあります。当病院では、安心して麻酔を受けていただくために、合併症が発生した場合でも迅速に最善の対応をとれるように努力しています。

 麻酔技術とモニターの進歩により麻酔の安全性は飛躍的に向上していますが、残念ながら麻酔が原因の死亡率は犬で0.18%、猫で0.26%、健康な動物であっても犬で0.05%、猫で0.11%といわれています。獣医師は麻酔中の安全に最大限の注意を払い、適切に対応するように努めています。その上で、緊急事態が生じた場合は適切に対応するようにしています。

 また、当院の獣医師は麻酔技術、新規薬剤の知識と理解、術前術後の痛みやストレスの管理に対して絶えず学び、吸収して安全な麻酔を患者さんに提供できるように努めてまいります。

ブルーバード動物病院
院長

KAOC 関西動物眼科研究会

6月3日(日)は関西動物眼科研究会に参加してきました。同研究会は3か月に1回大阪心斎橋のメニコン大阪研修センターで開催され、関西圏から四国、

スタッフの紹介

01

October

2018

写真の彼は病院の看板犬であり、供血犬である「はる」です。今年で約5歳になる男の子です。彼は開業した年に動物愛護センターから当院にやってきまし

レーザー治療(半導体レーザー) 「動物に優しい治療と高度医療」

昨今では獣医療分野においても動物に出来る限り負担をかけない治療が求められることが多くなっています。当院では半導体レーザー機器(DVL-20